「ポイ活で貯めたポイント、なんとなくAmazonギフト券やPayPayにしていませんか?」
日々お客様の通信費削減やポイント活用のアドバイスをしていると、非常にもったいないケースによく遭遇します。それは、「1ポイントの価値」を過小評価していることです。
1ポイント=1円で使うのは、あくまで「守り」の使い方。
もし、1ポイントの価値を2円、3円、時には5円以上に高められるとしたらどうでしょうか?
それを実現するのが、今回解説する「JQみずほルート」です。
かつての「ソラチカルート(90%)」や「TOKYUルート(75%)」が終了し、現在、ANAマイルへの交換における「最後の砦」とも言えるのがこのルート。還元率は70%を誇ります。
一見複雑に見えますが、一度仕組みを作ってしまえば、これほど強力な資産形成ツールはありません。今回は、実務的な視点から「失敗しないJQみずほルートの構築手順」を徹底解説します。
そもそも「JQみずほルート」とは何か?
結論から言います。「Vポイント(旧Tポイント)」や「JRキューポ」などを、70%という高レートでANAマイルに交換する裏ルートのことです。
通常、ポイントを直接ANAマイルに交換すると、レートは50%(2ポイント=1マイル)に半減します。しかし、このルートを通すだけで、その価値は1.4倍に跳ね上がります。
なぜこのルートが「最強」なのか
理由はシンプルです。「永久不滅ポイント」を経由するからです。
- 各社ポイントサイト・Vポイント
- JRキューポ
- 永久不滅ポイント(セゾン)
- ANAマイル(70%レート!)
この「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」へ交換する際に、ある特定のカードを持っていると「交換レートアップの優遇」が受けられるのです。これが「みずほルート」の正体です。
ルート開通に必要な「2枚の神器」
このルートを実現するには、以下の2枚のクレジットカードが絶対に必要です。これがないと、ポイントの橋渡しができません。
JQ CARD セゾン

- 役割: 「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」の相互交換を可能にする。
- 重要性: このカードがないと、Vポイント方面から来たポイントが、セゾンの永久不滅ポイントへ渡れません。まさに「関所」となるカードです。
- 年会費: 実質無料(年1回の利用で無料)。
2. みずほマイレージクラブカード/ANA

- 役割: 「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」に70%で交換する。
- 重要性: 通常のセゾンカードでは60%の交換レートですが、このカード保有者だけが使える「ANAマイル交換優遇レート」が存在します。これが本ルートの核です。
- 年会費: 永年無料。
「クレジットカードを増やすのは管理が面倒」と感じるかもしれません。
しかし、この2枚は「決済用」ではなく「交換用ハブ(中継機)」として割り切って保有するのが正解です。私も引き出しに眠らせていますが、マイル交換の時だけ大活躍しています。
結論:目指すべき「ゴールデンルート」の全貌
2025年時点での最適ルート図がこちらです。

交換レート: 100%(100pt → 100pt)
所要日数: 約3日

交換レート: 100%(100pt → 100pt)/1,000P以上
所要日数: 1〜2日

交換レート: 100%(100pt → 100pt)
所要日数: 2〜3日
※ここが最大の関門です。「はぴeポイント」は関西電力のサービスですが、電力契約がなくても登録は可能です。

交換レート: 100%
所要日数: 2〜4日(即時の場合もあり)
※VポイントとJRキューポの名義が完全に一致している必要があります。
交換レート: 100%(1,000pt → 200pt ※永久不滅は1pt=5円相当)
所要日数: 1〜2日
必要なもの: JQ CARD セゾン
【重要】:
この交換は「JQ CARD セゾン」を持っている人だけに許された特権です。このカードを持っていないと、JRキューポから永久不滅ポイントへの交換ルートが表示されません。
交換レート: 70%(100pt → 350マイル)
所要日数: 約3週間
必要なもの: みずほマイレージクラブカード/ANA
【結論】:
通常、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換は60%(200pt→600マイル)ですが、みずほマイレージクラブカード保有者限定のルートを使うことで、交換レートが跳ね上がります。
このルートを実現するための「必須アイテム」
この裏ワザを実行するには、以下の準備が不可欠です。「持っていないとここで詰まる」というポイントを整理しました。
| 必須アイテム・ID | 役割・必要理由 |
| 1.Sポイント対象カード | PontaをSポイントに変える受け皿。 「Sポイントメンバーサイト」への登録が必要です。 |
| 2.はぴeみる電 アカウント | 関西電力の会員サイト。これがないと「はぴeポイント」が使えません。 ※関西電力ユーザーでなくても登録可能です。 |
| 3.JQ CARD セゾン | 【最重要】 JRキューポを永久不滅ポイントに変えるための鍵。 これがないとルートが途切れます。 |
| 4. みずほマイレージクラブカード/ANA | 【最重要】 永久不滅ポイントを70%の高レートでANAマイルに変えるためのカード。 |
JALマイル希望の方への新常識(還元率60%を狙う)
「PontaといえばJAL」というのは、もはや過去の話になりつつあるかもしれません。
以前はPontaポイントからJALマイルへの直接交換が王道でしたが、このルートが封鎖されたため、永久不滅ポイントへ逃がすルートが現在の最適解と言えます。
なぜ「永久不滅ポイント経由」が推奨なのか?
結論から言うと、セゾンカード主催の「JALマイル交換レートアップキャンペーン」を狙い撃ちするためです。
通常、永久不滅ポイントからJALマイルへの交換レートは50%ですが、定期的に開催されるレートアップキャンペーン期間中に交換することで、実質60%まで還元率を引き上げることが可能です。
- 旧来のルート: Ponta → JAL(終了)
- 推奨ルート: Ponta → Sポイント → … → 永久不滅ポイント →(キャンペーン待機)→ JAL(60%)
「待てる」ことこそが最大のメリット
この「長い旅」には、還元率以外にも大きなメリットがあります。それは「マイルの有効期限問題」をクリアできる点です。
JALマイルに直接交換してしまうと、その瞬間から「36ヶ月」の有効期限カウントダウンが始まります。しかし、一度「永久不滅ポイント」に変換しておけば、その名の通りポイントは消滅しません。
- 普段は: 永久不滅ポイントとして期限を気にせず貯め続ける。
- 好機は: セゾンカードの「JALマイル増量キャンペーン」が来た瞬間。
- 交換: 一気にマイルへ変えて、60%レートで旅に出る。
「Pontaから直接JALへ」のルートが封鎖・改悪傾向にある今、「永久不滅ポイントという安全地帯」を経由させるのが、賢いJALマイラーのリスクヘッジ戦略です。
よくある質問
- 交換にどれくらい時間がかかりますか?
-
全体で約1ヶ月を見てください。
特に最後のANAマイルへの交換に3週間ほどかかります。「来月の旅行に使いたい!」と思ってからでは遅いので、計画的な交換が必要です。永久不滅ポイントは有効期限がないので、マイルが必要になる直前までは永久不滅ポイントで止めておくのが、賢いリスクヘッジです。 - Pontaポイントもこのルートに乗れますか?
-
はい、可能です。
Pontaポイントは「au PAY マーケット」限定のポイント増量などが有名ですが、このルートに乗せる場合は以下の流れになります。
Ponta → Sポイント → はぴeポイント → Vポイント → (以降JQみずほルート)
少し遠回りですが、ANA派の方には有効な手段です。
まとめ:手間をかける価値はあるのか?
「正直、面倒くさい」と思われた方もいるでしょう。
しかし、数字で比較するとその差は歴然です。
例えば、手元に20,000円分のポイントがあるとします。
- 直接交換の場合(50%): 10,000マイル
→ 東京-大阪の往復(レギュラーシーズン)で消えます。 - JQみずほルートの場合(70%): 14,000マイル
→ 東京-沖縄の往復が可能、あるいは「今週のトクたびマイル」を使えば2回旅行に行けるかもしれません。
たった数回のWeb操作で、旅行の質がワンランク上がる。
これが「JQみずほルート」の威力です。
携帯電話のプラン選びと同じで、「知っているか、知らないか」だけで得られる恩恵が大きく変わります。ぜひこの機会に、必要なカード(特にJQ CARD セゾン)の発行から始めてみてください。

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