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iPhoneのeSIMクイック転送を使って物理SIMからeSIMへ

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eSIMクイック転送について

eSIMクイック転送は、使用中のiPhoneのeSIMまたは物理SIMカードの情報を転送して、新たに使用するiPhoneのeSIMとして利用できる機能です。iPhone上の操作のみでeSIMを簡単に転送でき、しかも通信キャリアのeSIMプロファイル再発行に係る手数料がかからない画期的な機能です。

iPhone上でワイモバイルの物理SIMをeSIMに変更

じつはこのeSIMクイック転送には、eSIMの転送だけでなく、物理SIMから転送し、新たなiPhoneでeSIMとして設定したり、あるいは既存のiPhone内で物理SIMからeSIMに変更する機能も備えています。

そこで、今回は物理SIMをeSIMに変更するという手続きにトライしてみました。具体的には、手持ちのワイモバイル回線の物理SIMを、eSIMとしてiPhoneにインストールしてみました。

手順は次の通りです。

1.eSIMに変更するSIMカードをiPhoneに挿入

2.操作方法

設定→モバイル通信→eSIMに変更する回線を選択。回線の詳細画面から「eSIMに変更」をタップ

設定→モバイル通信→eSIMに変更する回線を選択。回線の詳細画面から「eSIMに変更」をタップ

iPhoneの種類によっては顔認証か指紋認証か変わるので注意!

4桁の暗証番号を入力⇒同意する⇒少し時間を待ってから⇒完了
使用した物理SIMはeSIMに切り替わっているので、不要でSIMトレイから抜いておこう!

3.ワイモバイルのeSIM化における注意事項

eSIMに変更する際にソフトバンクから「留意事項」が表示され、同意が求められます。かなり細かく色々な留意事項が記されていますが、重要なポイントは以下の通りです。

まずこのeSIMクイック転送を使った物理SIMからeSIMへの変更ではとくに手数料はかかりません。また今後、他のiPhoneへeSIMクイック転送を使ってeSIMの転送(機種変更)を行う場合は手数料はかからないようです。

一度eSIMに変更してしまうと、これまで使っていた物理SIMカードに戻すことはできません。どうしても再び物理SIMに戻す場合は、たとえば同じiPhone上で利用する場合においても店頭でSIMカードの切り替えが必要になり、その際に機種変更手数料3,850円が必要となります。

また、iPhoneでeSIMプロファイルを削除してしまった場合は、再びeSIMプロファイルをダウンロードする必要があります。オンラインで行えば手数料はかかりませんが、店頭で手続きする場合はeSIM再発行手数料が店頭3,850円かかります。iPhoneから他のスマホへeSIMの移行(機種変更)をする場合も、eSIMプロファイルの再発行が必要です。

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